今夏の移籍市場で、ミッドフィルダー陣の大幅な入れ替えを目論むリバプールは、ヨーロッパで活躍する複数の若手選手に関心を寄せている。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ショボスライを獲得した現時点においても、ミッドフィルダーをもう1名加える見通しだ。
元アヤックスMFライアン・フラーフェンベルフもターゲットのひとりと報じられており、バイエルン・ミュンヘンでの扱いには不満を漏らしていることもあり、1シーズンのみでドイツ王者を退団すするのではと言われてきた。
最近の報道では、バイエルン残留が濃厚と見られる同選手だが、争奪戦はさらに白熱しそうだ。伊メディア『Sportitalia』によれば、ニューカッスルにイタリア代表MFサンドロ・トナーリを売却したACミランが関心を示しており、獲得に動く可能性があるようだ。
イタリアのクラブはトナーリの退団に伴い、中盤の人数が減少してしまい、ルーベン・ロフタス＝チークを獲得した後も枚数確保は喫緊の課題。パオロ・マルディーニが離れるなどバタバタが続く同クラブだが、ふたたびセリエAを奪還するための補強には抜かりはない。
今のところは、オランダ代表復帰を目指す元アヤックスMFはバイエルンに留まる予想だが、獲得を狙うクラブが増えれば移籍金も多く要求できることもあり、不満分子を手放す確率がゼロとまでは言い切れない。
はたして、フラーフェンベルフは来季プレーするチームを変えることになるのだろうか…？