昨シーズン限りでリバプールとの契約満了に伴い退団した元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、新たなクラブにサウジアラビアのアル・アハリを選択。インテル・ミラノらヨーロッパからも関心が届く中、中東に新天地を求めた。
昨年の夏に移籍を志願し、バイエルン・ミュンヘンに加入したのが、セネガル代表FWサディオ・マネ。ブンデスリーガでの初年度は、シーズン前半こそコンスタントにゴールを重ねたが、負傷や監督交代もあり徐々にゴール数は減少し、同僚との口論もあり、チーム内で浮いた存在になってしまった。
バイエルンは同選手の売却を望んでおり、プレミアリーグ復帰も噂される中、フィルミーノを獲得したアル・アハリが関心を強めていると、移籍事情に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。サウジアラビアの地で、かつてのチームメイトが再会する可能性が出てきた。
Understand Saudi clubs are pushing to sign Sadio Mané from Bayern. 🔴🇸🇦
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 5, 2023
Told Al Ahli are insisting in the last few days as they want to reunite Roberto Firmino and Sadio Mané. 🟢 #AlAhli
There’s interest also from other clubs but still waiting to hear for player’s intention. pic.twitter.com/QeD0Qj0JiM
他のクラブも関心を寄せており、選手の去就はまだ未知数。セネガル代表ストライカーはドイツに残留を希望しているとも言われるが、トーマス・トゥヘル監督の構想からは外れており、所属クラブはトッテナムFWハリー・ケイン獲得に向けて動き出している。
ロンドン拠点のクラブがエースを放出する可能性は低いが、センターフォワードを求めていることからも、元リバプールFWに対しての期待値の低さが窺い知れる。
はたして、ヨーロッパを震え上がらせた “フロントスリー” の2人が中東の地でチームメイトになるのだろうか…?