ジョーダン・ヘンダーソンら平均年齢が高くなったミッドフィルダー陣の若返りに取り組んだリバプールは、プレミアリーグで実績十分なアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとハンガリー代表のキャプテンでもあるドミニク・ソボスライの獲得に成功した。
サウサンプトンMFロメオ・ラビアにも視線を向けているが、現時点で十分な戦力が揃っていることもあり、今後も中盤の補強に動くかは未知数。それと同時に、しばらく関心が噂されたフランスU-21代表MFケフレン・テュラムに対する動きは鈍くなっており、移籍金と給与要求の両方が高額すぎることが理由であると、ファブリツィオ・ロマーノ氏が語った。
「現時点では、ケフレン・テュラムを巡る状況は沈静化している。理由は、彼が高額すぎると見られている。」
「ニースだけでなく、給料においてもね。だから、現時点では複雑だが、この選手は常に評価されている。」
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力強く、高さもあり、中盤にダイナミズムを与えられる存在でもあるニースMFは、リバプールの補強条件にピッタリな選手だった。その能力自体は評価しており、今後も継続的に動向を見守っていくことになるだろう。
ただし、この夏での獲得はなさそうだ。19歳のベルギー代表MFすらチームに迎え入れるかどうか分からない状況において、元フランス代表DFを父に持つミッドフィルダーに動き出す可能性は限りなく低い。
左利きセンターバックにも関心を示すリバプールだが、今夏の移籍市場での仕事は終了となってしまうのだろうか…？