ジョーダン・ヘンダーソンに続き、サウジアラビアがブラジル代表MFファビーニョに接近。カリム・ベンゼマらを獲得したアル・イテハドが4000万ポンド（約56億円）で正式オファーを提示し、選手側とも個人合意に達しており、残すは支払い方法などの細かい部分を経て、メディカルチェックで問題なければ、中東移籍が成立する。
ドイツで合宿するチームに帯同しておらず、移籍は時間の問題。リバプールは、新たな守備的ミッドフィルダーを探しており、サウサンプトンMFロメオ・ラビアを筆頭に、ライアン・フラーフェンベルフらにも再注目している。
エマヌエル・ルイス（ブラジル人ジャーナリスト）によれば、フルミネンセに所属するブラジル代表MFアンドレもリバプールが狙う選手のひとりで、近くオファーを提示すると断言。29歳ミッドフィルダーの後任に、同じくブラジルの22歳ミッドフィルダーが任される可能性が出てきた。
「重要：リバプールが争奪戦に参戦し、数日中にフルミネンセMFアンドレ獲得の正式オファーを提示する。」
「このインターナショナル・ウィンドウで、私は英語とスペイン語での投稿を増やさなければならないようだ。」
ただし、信頼できるメディアで同選手の名前を報じているところはおらず、信憑性には欠ける。プレースタイルもファビーニョのように中盤の底でボールを狩り続ける役割ではなく、守備もできるセントラルミッドフィルダーという印象で、アレクシス・マック・アリスターやカーティス・ジョーンズにも被る。
現時点で必要な能力は、タイミング良くボールを奪い取れるタイプの選手で、その条件からは外れており、リバプールが本格的に獲得に乗り出すとは思えない。スカウトが動向をチェックしている確率は否定できないものの、アンフィールドに上陸する可能性は限りなくゼロに近い。
順当に行けば、サウサンプトンと移籍金の交渉の末に、ベルギー代表の19歳ミッドフィルダー獲得が第一優先。チームは降格してしまったが、プレミアリーグで1年を過ごしており、イングランドでの経験はメリットになる。
昨シーズンのアルトゥールのような失敗はできないリバプールは、スタメンを張れる選手を獲得できるのだろうか…？