ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョにサウジアラビアのクラブが接近しており、両者とも個人契約に合意している。クラブ間合意を残すのみとなっているが、ブラジル代表MFに対してはアル・イテハドが正式なオファーを提示しており、移籍は時間の問題となっている。
リバプールは同選手の後継者を探しており、トップターゲットはサウサンプトンMFロメオ・ラビア。ソフィアン・アムラバトやカルバン・フィリップスらも候補に挙げられているが、最近は他にも様々な選手の名前が急浮上している。
海外メディア『Football Insider』によれば、リバプールがクリスタル・パレスでプレーするマリ代表MFシェイク・ドゥクレ獲得の可能性を探っており、ブラジル代表の退団に備えて、後継者のひとりとなっているようだ。
昨夏にRCランスからプレミアリーグに初挑戦。後半戦に盛り返した同クラブにおいて、35試合に出場を果たした。中盤の底でボールを奪い去る役割を担い、豊富な運動量でピッチの広いエリアをカバーし、悩めるチームでも好パフォーマンスを披露した。
国内リーグでトップ争いを繰り広げるチームでスタメンを張れるかは微妙なラインで、ベンチで温めておくためのオプションとしては面白い。理想的には、もっと高いレベルでプレー経験を持っている選手が良いが、予算的に高望みができないのも実情だ。
サウサンプトンが要求する金額が評価額よりも高く、値下げがない限りは19歳のベルギー代表ミッドフィルダー獲得に動き出すことは考えにくい。より安いオプションとして、マリ代表ミッドフィルダーの名前が挙げられるかもしれない。
はたして、2027年まで契約を結ぶ23歳ミッドフィルダーは、アンフィールドに降り立つことになるのだろうか…？