ユルゲン・クロップ監督が就任して以来、リバプールの主軸を担い、多くのタイトル獲得に貢献してきたジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョらのサウジアラビア移籍が現実味を帯びてきており、昨シーズンまでのスタメンが一気に2選手退団することになりそうだ。
後継者探しに躍起になっているリバプールだが、サウジ・プロフェッショナルリーグの猛威が留まることを知らない。ポルトガル紙『Record』によれば、アル・ヒラルがコロンビア代表FWルイス・ディアス獲得を狙っており、5000万ユーロ（約65億円）を準備しているようだ。
この夏にリバプール以外にも、ヨーロッパの各クラブのベテラン選手を中心に獲得しており、スター選手が多く揃いつつある。現時点でも様々な選手に中東クラブ移籍が噂されており、今後もサウジアラビア行きを決める選手が出てくるだろう。
2022年の冬に、ポルトから加わったコロンビア代表ウィンガーは、最初の試合から周りとの高いコンビネーションを披露し、左ウイングのレギュラーに定着。昨季こそ怪我でシーズン途中をベンチ外で過ごした。
ドリブル突破は圧巻で、チームの主軸を務めるも元ポルトFWは売却不可。いくら値上げしたとしても放出する意図はなく、仮にも検討するにしても倍近い金額の提示が必要となる。
ヨーロッパ中のクラブの有力選手を買い漁っているサウジアラビア。オイルマネーという最大のバックアップがある中、サウジ・プロフェッショナルリーグはどのような発展をしていくのだろうか…？