サウジアラビアの潤沢な資金力に裏付けされたオファーによって、ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョを失ったリバプール。当初の予定とは異なる展開に、守備的ミッドフィルダー獲得に本格的に動いており、サウサンプトンでプレーする19歳MFロメオ・ラビアに照準を絞っている。
これまで2度のオファーを拒否されてきたリバプールは、3度目の正直となるオファーを提示。今回は4600万ポンド(約64.4億円)前後に金額を上げて交渉成立を狙ったものの、5000万ポンド(約70億円)を要求するサウサンプトンはその提案を却下したと、海外メディア『The Athletic』が報じた。
昨夏にマンチェスター・シティからサウサンプトンに活躍の場を移したベルギー代表MFは、中盤の底のスタメンに定着。シーズンを通して34試合に出場し、プレミアリーグでも29試合でピッチに立ち、10代とは思えないパフォーマンスを披露していた。
チャンピオンシップ開幕戦では、ベンチ入りしたが、出場しておらず移籍の噂がさらに加速。選手側はアンフィールドでのプレーを希望しており、クラブ間合意を残すのみだが、リバプールは若き逸材をチームに迎えられるだろうか…?