ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーと、クロップ政権下でキャプテンと副キャプテンを担った選手たちがチームを離れた。強烈なキャプテンシーを失ったリバプールだが、新キャプテンにフィルジル・ファンダイクを指名し、副キャプテンにはダークホースのトレント・アレクサンダー＝アーノルドが任命された。
リバプールに生まれ、アカデミーで成長し続け、イングランド代表の常連にまで育った24歳ディフェンダー。キャプテンマークを巻いた経験こそあるが、ロバートソン、アリソン、サラーらに比べると
圧倒的に経験値は少なく、候補に挙がっていた選手では意外な選択となった。
ユルゲン・クロップ監督は高いリーダーシップを持った5選手の名前を明かしつつ、トレントを副キャプテンに任命した理由を口にした。また、今回下した決断に一ミリも疑いの余地がなく、最高の選択であったと吐露している。
「リーダーグループはフィルジル、トレント、ロバートソン、アリソン、サラーで、全員がキャプテンのポテンシャルを持っている。だから今、私がそこに座って、誰かに対して決断を下さなければならなかったわけではない。この5人が大きな役割を果たすだろう。副キャプテンについて、トレントは準備ができていると思う。彼はスカウサーであり、キャリアの始めから私の下でプレーしてきた。彼は成長し、選手としても人間としても大きく成長した。」
「私は彼にその役割を担ってほしかったし、それについて話し合ったし、彼も喜んで引き受けてくれた。本当にいい決断だと思う。すべての決断に満足できるわけではないけれど、この決断には満足できる。なぜなら、彼は少し若い世代を代表するだけでなく、このクラブのすべてを代表し、このクラブのすべての人を知り、クラブのすべてのドライバーを知り、隅々まで知っているからだ。」
「そして、彼が次のステップに進むのを見守り、そばでサポートできることをうれしく思う。多くの喜びを分かち合えることを願っているし、新しい役割によって、彼は私たちの信頼を感じるはずだ。」
LFC公式サイト
新たな時代に足を踏み入れているリバプールを代表する存在になるべく、選手としての新たなポジションに挑戦中のイングランド代表DF。精神面でもチームを支えるため、スティーブン・ジェラードやジョーダン・ヘンダーソンらの系譜を継ぐ準備は整っている…