ブライトンCEOが語る、モイセス・カイセドをめぐるリバプールとチェルシーとの争奪戦の舞台裏とは!?

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Brighton CEO talks about the behind-the-scenes battle between Liverpool and Chelsea for Moises Caicedo 移籍

プレミアリーグ開幕直前に勃発したリバプールとチェルシーとのモイセス・カイセド獲得に向けた争奪戦。夏の間、同選手獲得を狙っていたチェルシーに対して、ハイジャックを試みたのがリバプールという構図で、リバプールがもともと狙っていたサウサンプトンMFロメオ・ラビアにも波及した。

最初にブライトンとクラブ間合意にたどり着いたのは、レッズ。契約の準備を進め、メディカルチェックも抑えた上で選手側と交渉にあたったが、ロンドン行きを希望。その後、ブルーズと移籍金で合意がなされると、とんとん拍子で契約が完了していった。

本命のラビアも逃し、移籍市場の締切が迫る中で最悪の状況に陥ったリバプール。ブライトンのポール・バーバーCEOは、当時の出来事を振り返り、起こった順序を整理しつつも、すべては選手の決断であったと主張している。

「まず第一に、リバプールは素晴らしいフットボールクラブだ。リバプールでプレーするチャンスがあるサッカー選手なら、M6やM62(高速道路)を駆け上がるだろうと想像するだろうが、そうはならなかった。」

「モイゼス(・カイセド)と彼のアドバイザーは、どんな理由であれ、ロンドンが彼らの好ましい行き先で、最終的にはチェルシーだと決めた。」

「そのような状況の中、我々は少し難しい立場に立たされた。なぜなら、リバプールと何日もかけて交渉し、契約に合意したからね。彼らは終始素晴らしく、プロフェッショナルだったが、その時点で選手次第となり、選手とリバプールの話し合いとなるため、私たちは蚊帳の外だ。」

「彼がリバプールに行かないことが明らかになった時点で、私たちは別のモードに入らなければならなかった。リバプールが移籍を進められないとわかった時点で、すぐに我々はチェルシーと仕事を始め、その時点で自分たちの利益を守らなければならなかった。我々の利益は選手であり、期待していた選手の価値を確実に実現することだ。」

talkSPORT
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