リバプールはソフィアン・アムラバト獲得のチャンスを蹴り、日本代表MF遠藤航の加入を優先していた!?

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Behind the scenes of Moroccan midfielder Sofyan Amrabat's "Liverpool transfer" fizzled out! 移籍

今シーズンもアンカー・マンとしてレギュラーでの活躍が期待されていたブラジル代表MFファビーニョは、サウジアラビアでの新たなキャリアを希望し、2018年から在籍したリバプールを離れたことによって、クラブは守備的ミッドフィルダーを狙い続けた。

モイセス・カイセドやロメオ・ラビアを逃したリバプールだが、誰かしらは獲得しなければならず、多種多様なミッドフィルダーの名前がメディアを賑わせた中、サプライズ補強を実施。ブンデスリーガにおいても、デュエルで負け知らずの日本代表MF遠藤航を獲得した。

数年前のチアゴ・アルカンタラに続き、ベテラン選手をチームに迎え入れたわけだが、その裏ではカタールW杯で大活躍したミッドフィルダーも獲得できるチャンスがあったようだ。しかし、リバプールはモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトではなく、日本代表キャプテンを優先したと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。

フィオレンティーナでも屈指の守備的ミッドフィルダーに成長したモロッコ代表MFは、この夏の間、マンチェスター・ユナイテッド移籍が濃厚と見られているものの、現時点ではプレミアリーグ移籍に動きがない。

カタールW杯での活躍により、強豪クラブがこぞって関心を示す存在となった27歳ミッドフィルダーだが、今年の冬も噂だけが先行し、移籍は叶わなかった。代理人が情報を流しまくっている印象を受けなくもないが、イングランド以外のクラブの名前も頻繁に報じられている。

もしも今回の報道が真実であれば、リバプールは適切な補強を完遂させたと言える。高いキャプテンシーを持ち、前線にも走り込めるだけの可動性も兼ね備える日本代表MFは、ゲーゲンプレスを嗜好するクロップ・サッカーにも合うはずだ。

一方で、フィオレンティーナMFは、モロッコ代表でも見せた通り、引いて守る時に最高級の能力を発揮するタイプ。セリエAよりも試合展開が圧倒的に早いプレミアリーグにおいて、どこまで活躍できるかは未知数そのもの。

もちろん、遠藤もどこまでの活躍を見せてくれるかは分からないが、今のところはクロップ監督の目利きに間違いはないだろう…

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