ヨーロッパサッカー界に異次元の資金力で猛威をふるい続けるサウジアラビアの各クラブ。ネイマールやカリム・ベンゼマ、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ファビーニョ、アイメリク・ラポルテ、ルベン・ネヴェス、セルゲイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチ、リヤド・マフレズなど書き切れないほどの選手たちが上陸した。
選手たちに加えて、フリーの状態が続いていたスティーブン・ジェラードが、アル・イテファクの指揮官に就任。リバプールからジョーダン・ヘンダーソンを強奪し、リヨンからは元フランスU-21代表FWムサ・デンベレを獲得している。
ただし、他の上位勢に比べると、補強活動は静か。アル・イテハドやアル・アハリ、アル・ヒラルらに負けないためにもさらなる強化は必須。ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アル・イテファクは元リバプールMFジョルジニオ・ワイナルドゥム獲得に近づいているようだ。
「サウジアラビアのアル・イテファクがジョルジニオ・ワイナルドゥムに遅れての移籍の可能性を打診した – 彼はPSGのプロジェクトから外れている。」
「交渉は進行中で、PSGは許可を出す準備ができている。選手次第だ。」
「スティーブン・ジェラードがジニを欲しがっている。」
Saudi side Al Ettifaq have approached Georginio Wijnaldum over potential late move — he’s out of PSG project 🔴🇸🇦
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 30, 2023
Negotiations ongoing, PSG are ready to give the green light. Up to the player.
Steven Gerrard wants Gini. pic.twitter.com/3mLc31ZJtN
リバプールを契約満了で退団した後は、印象的なパフォーマンスを披露できていない元オランダ代表MF。昨シーズンはASローマにレンタル移籍したものの、怪我によって出遅れ、23試合2ゴール1アシストに留まった。
今季はパリに戻った同選手だが、パリ・サンジェルマンでは序列が低く、出番はほぼない。32歳という年齢、リバプール時代にともに戦ったジョーダン・ヘンダーソンの存在、サウジアラビアに移籍するメリットは多いように思えるが、ワイナルドゥムはどのような判断を下すのだろか…？