セビージャが長期的なプロジェクトの一貫として、リバプールMFステファン・バイチェティッチを狙う!?

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Sevilla targets Liverpool midfielder Stefan Bajcetic as part of a long-term project 移籍

スペインのビーゴに生まれ、地元セルタ・デ・ビーゴのアカデミーでプレーしていた元スペインU-18代表MFステファン・バイチェティッチは、2021年の冬にリバプールに加入。下部組織ではセンターバックとしてプレーしていたが、守備的ミッドフィルダーにポジションを変更していた。

昨シーズンはブラジル代表MFファビーニョの不調が続き、ジョーダン・ヘンダーソンらのコンディションも上がらない中、2022年の終盤から徐々にプレー時間を増やし始めると、今年3月に負傷するまでプレミアリーグで6試合でスタメン出場するなど、一気に将来有望株として躍り出た。

怪我からなかなか戻れずに、プレシーズンも参加できなかったが、ヨーロッパリーグやカップ戦で出番を得ており、少しずつ調子を整えている。本職ではないアレクシス・マック・アリスターが中盤の底を務める中、遠藤航とともにアンカーのポジションでの活躍が期待されている。

そんな中、母国から関心が届いている。スペイン紙『Fichajes』によれば、今季ラ・リーガで下位に沈んでいるセビージャが長期的なプロジェクトのピースとして、18歳MFステファン・バイチェティッチに関心を示しており、来夏にも獲得に乗り出す可能性があるようだ。

ただし、リバプールに放出の意思は全くなく、2027年まで契約を結んでおり、まだ18歳と成長を急ぐ時期でもない。中盤でのポジション争いこそ熾烈だが、十分に出番を得る機会は与えられるはずで、若返ったミッドフィルダー陣の中で輝いてくれるだろう。

現時点で、セビージャ移籍の可能性はゼロ。来年には元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが退団することも予想されており、将来有望な若きミッドフィルダーをみすみす手放すのはチーム作りにおけるミスになり得る。

リバプールでも長期的なプロジェクトに組み込まれている元セルタMFは、アンフィールドでどのようなキャリアを歩むのだろうか…?

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