この夏を通じて、左利きのセンターバックを追い求めたリバプールは、チェルシーDFレヴィ・コルウィル獲得に乗り出した。ところが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督がレギュラーを確約したことから、同クラブと長期契約を結び、イングランド代表DF獲得は儚く散った。
それでも、32歳になったジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクに代わるセンターバック確保は避けられず、イブラヒマ・コナテも長期間ではないものの、たびたび負傷でベンチ外になることも多く、新たなセンターバックを迎え入れたいところ。
海外メディア『Football Insider』によれば、かねてから関心が報じられているスポルティングDFゴンサロ・イナシオに対して、リバプールがこの冬にも動く可能性があり、その条件は主力センターバックに負傷者が相次いだ場合のようだ。
マンチェスター・ユナイテッドも興味を持っている22歳センターバックは、2023年8月に契約更新したばかり。2027年まで契約を残すポルトガル代表ディフェンダーは、契約解除条項として5200万ポンド（約72.8億円）が設定されている。
スポルティングではこれまで132試合11ゴール8アシストを記録しており、2023年3月にはポルトガル代表デビューを飾っており、3試合で2ゴールと上々で出足を見せている。
リバプールやマンチェスター・ユナイテッドに限らず、ヨーロッパの強豪クラブが熱視線を送る若きセンターバックは、どのような未来を選択するのだろうか…？