ミッドフィルダー陣の世代交代に着手したリバプールは、さらなる中盤強化の可能性を残しつつも、新たな時代を担うセンターバックや右サイドバックの控えなど、ふたたびプレミアリーグで優勝を目指して、補強を実施する見通し。
一方で、有望な若手獲得には投資を惜しんでおらず、直近では昨夏に獲得したスコットランドU-21代表FWベン・ドークが期待感をもたせるパフォーマンスを披露しており、鋭いドリブル突破は最大の魅力だ。
他のビッグクラブ同様に、世界中の若き才能をスカウティングしているリバプールは、ドイツに熱視線を注いでいる。独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、シャルケに所属する17歳MFアサン・ウエドラオゴに関心を示しているようだ。
「リバプール、特にユルゲン・クロップ監督はアサン・ウエドラオゴの成長を見守っている。」
「シャルケに所属する17歳の万能型ミッドフィルダーは、2024年に契約解除条項がある。海外クラブは約2000万ユーロを支払う必要がある。」
「リバプールに次いで、エバートン、ブライトンらイングランドのクラブが興味を示している。」
🆕 Liverpool and especially Jürgen #Klopp is monitoring the development of Assan #Ouedraogo! 🔴
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) October 16, 2023
The 17 y/o versatile midfielder from @s04 has a release clause in 2024. Clubs from abroad have to pay around €20m.
Next to #LFC more clubs from 🏴 are interested: Everton &… pic.twitter.com/wYOFK7QI30
191cmと恵まれた体躯に加えて、細かな足元のテクニックも有し、今季はトップチームに定着。ブンデスリーガ2部ながらも、9試合に出場を飾っており、そのうち6試合はスタメンで出番を得ている。ドイツU-17代表チームでも15試合に出場し、ドイツ国内でも才能を評価されている。
2000万ユーロは決して払えない金額ではなく、エバートンやブライトンに比べれば、資金力では優位に立つ。ただし、出場機会では他の2チームに分がある。
はたして、未来のドイツ代表ミッドフィルダーの去就はどうなるのだろうか…?