昨季の不振の原因とも言われたミッドフィルダー陣の世代交代に成功したリバプール。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライはすでに主力としてチームの勝利に貢献しており、遠藤航やライアン・フラーフェンベルフも活躍に向けた兆しを見せている。
ただし、リバプールは中盤補強の手を緩めない可能性が高まっており、この冬にもフルミネンセに所属するブラジル代表MFアンドレ・トリンダージ獲得に乗り出すとの噂が世界中を駆け巡っている。この夏にもアプローチをかけており、コパ・リベルタドーレスの真っ只中であったために、クラブ側は退団を容認しなかった。
海外メディア『Football365』によれば、リバプールがご執心の同選手に対して、アーセナルも関心を示しているようだ。ガナーズは、アストン・ヴィラMFドウグラス・ルイスの動向にも注目しており、守備的ミッドフィルダーの強化を推し進めている。
今夏の移籍市場では、デクラン・ライスやカイ・ハフェルツ、ユリエン・ティンバー、ダビド・ラヤら積極的な補強を実施。昨シーズンもガブリエウ・ジェズスやオレクサンドル・ジンチェンコ、レアンドロ・トロサールなどを獲得するなど、最近の移籍マーケットで投資を惜しんでいない。
30歳MFトーマス・パルティの去就が不透明になっており、来年の1月にも退団する可能性が浮上していることもあり、アーセナルは中盤の底を任せられるミッドフィルダーに触手を伸ばしている。
しかし、現時点ではリバプールがポールポジションであることは変わりないが、その順位が変化することは珍しいことではない。はたして、22歳ミッドフィルダーの未来はどこにあるのだろうか…？