この夏を通じて、ミッドフィルダーの刷新に着手したリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航を獲得。移籍期限ギリギリのタイミングには、長らく興味を持っていたオランダU-21代表MFライアン・フラーフェンベルフ獲得にも成功した。
合計で4名のミッドフィルダーをチームに加えたわけだが、さらなる補強が噂されており、フルミネンセMFアンドレが筆頭候補だ。しかし、ブラジルだけではなく、アルゼンチンにも目線を向けており、リバプールはボカ・ジュニアーズMFエセキエル・フェルナンデスにも関心を示していると、海外メディア『La Gazzetta dello Sport』が報じた。
21歳のミッドフィルダーは、今季は出場停止処分や膝の怪我などがあったが、39試合に出場を果たした。中盤の底を主戦場としており、日本代表キャプテンやステファン・バイチェティッチらとともに、今夏に去ったブラジル代表MFファビーニョの穴を埋める役割が期待される。
アルゼンチンU-17代表には選出されていた同選手だが、近年は代表チームから遠ざかっている。クラブにおいて、39試合のうち、半分近くは途中からの出場となっており、絶対的な主力になりきれていない選手に対して、リバプールが触手を伸ばすとは考えにくい。
ベンフィカやACミランも関心を向けている若きミッドフィルダーが、アンフィールドに降り立つ可能性は低いが、イタリアやポルトガルを経由して、イングランドに上陸するルートはまだ残っている。
はたして、新進気鋭の有望株はどのクラブに移籍するのだろうか…？