昨夏の移籍市場において、セネガル代表FWサディオ・マネに代わり、リバプールの前線に加わったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。昨季はゴールキーパーとの1対1で外すなど、決定機を逸するシーンも多く、批判に晒されるシーズンでもあった。
今シーズンはニューカッスル戦では、途中出場から同点弾と決勝点を叩き込むなどクラブで結果を残す一方で、マルセロ・ビエルサ監督が就任したウルグアイ代表でも印象的なパフォーマンスを披露し、先日のブラジル戦ではゴールにアシストと大暴れした。
2人の名将に教わっており、2シーズン目は徐々に改善しつつある。ベンフィカ時代には2年目のジンクスを跳ね除け大量の得点を挙げており、アンフィールドでの同じようなキャリアを辿ることが期待される中、元リバプールDFホセ・エンリケはエバートンFWドミニク・カルバート＝ルーウィンの方がレッズに合っていると語った。
「ダルウィン・ヌニェスとドミニク・カルバート＝ルーウィンの2人が完全にフィットしていれば、私ならカルバート＝ルーウィンを取るだろう。」
「カルバート＝ルーウィンが万全な状態にあるときの実力を、人々は忘れているようだ。私が思うに、ダルウィン・ヌニェスを世界トップクラスのチームに入れても、そのほとんどで先発させることはできないだろう。しかし、もしカルバート・ルーウィンがコンディションを維持できれば、ワールドクラスのチームで先発の9番を任せられると私は信じている。」
「ダルウィン・ヌニェスがリバプールでゴールを決めていても、ユルゲン・クロップ監督の率いる選手としての彼にはまだ疑問がある。私は彼が好きだし、カウンターで攻撃的なサッカーをする他の多くのチームでもうまくやれるだろうと思っている。彼はその点で傑出しているが、リバプールのようにプレスを多用するチームではどうだろうか。」
Grosvenor Sport