2015年の夏にリバプールに加入すると、サディオ・マネやモハメド・サラーと最強フロントスリーを作り上げ、相手ディフェンス陣から数多くのゴールを奪ってきた元ブラジル代表MFロベルト・フィルミーノ。
昨シーズン限りでの契約が満了し、フリートランスファーでリバプールを離れた同選手は、サウジアラビアに新天地を求めた。リヤド・マフレズやアラン・サン＝マクシマンらとともに、アル・アハリに入団。新クラブでは開幕戦でハットトリックを決め、キャプテンを任されている。
しかし、開幕戦以降はアシストを2度を記録したのみで、センターフォワードとしては物足りない数字と言われても仕方ない。中東クラブで結果が出ていない元リバプールFWだが、この冬にも退団の可能性が浮上していると、海外メディア『TEAM Talk』が報じた。
「TEAMtalkが独自に取材したところによると、アル・アハリは新たな選手をチームに迎えるためにも、来年1月に移籍市場が再開した時に、フィルミーノに対する獲得オファーを聞く用意があるそうだ。」
「これにより、サウジアラビアのクラブは外国人選手の数を減らすことができ、また新たな大物選手を獲得するチャンスを得ることができる。」
今年10月には32歳を迎え、ベテランの領域に足を踏み入れており、キャリアも終盤に差し掛かっている。リバプールではあらゆるタイトルを手中に収めた元ブラジル代表フォワードだが、半年間のみでサウジアラビアを離れる未来は訪れるのだろうか…？