ハル・シティの降格に伴い、2017年の夏にリバプール加入したスコットランド代表DFアンディ・ロバートソン。右サイドのトレント・アレクサンダー＝アーノルとともに超攻撃的なサイドバックを構成し、数々のアシストを記録してきた。
ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスが控えるが、チームでの絶対的なスターターとして君臨してきたが、すでに29歳とキャリアの転換点に近づいている。30歳を超えると肉体的な衰えは隠しきれず、アップダウンの激しいサイドバックには苦しい年代だ。
海外メディア『90min』によると、リバプールはその後継者として、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスに関心を示しているようだ。他にも、チェルシーやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンらも動向を追っている。
ただし、同紙はカナダ代表ディフェンダーはレアル・マドリード加入を第一優先としており、来夏の移籍市場にもスペインに渡る可能性があるとも伝えている。一方で、バイエルンは契約更新を狙っているものの、同選手は契約延長には後ろ向きと見られている。
脅威的なスピードで左サイドを駆け上がり、高いアスリート能力を有する。カナダ代表でも40試合上に出場しており、代表チームでは攻撃的な役割を担うことも。いまや世界を見渡しても、最高峰の左サイドバックに成長し、強豪クラブがこぞって契約を狙う存在になった。
リバプールにとってはあまりチャンスのないターゲットで、争奪戦に参戦する可能性も低い。アンフィールドでプレーする未来は見えないが、来年の夏にイングランドかスペインに移籍することになるのだろうか…？