チェルシーと契約更新したイングランド代表DFレヴィ・コルウィルや、トッテナム・ホットスパーに移籍したオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンらへの関心が報じられたが、リバプールは中盤の再構築を優先し、左利きセンターバック確保には至らなかった。
それでも、センターバックへの関心は継続しており、左利きだけに留まらず、ヨーロッパや南米で活躍するディフェンダーの名前が取り沙汰されている。スポルティングに所属するポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオもそのひとりで、同選手が出場している試合にスカウトが足繁く通っている。
同選手に対しては、マンチェスター・ユナイテッドも関心を示していると言われる中、グラエム・ベイリー氏（英国人ジャーナリスト）は、リバプールが左側のセンターバックを欲しており、ユナイテッドは同じくポルトガル代表DFアントニオ・シウヴァに気持ちが傾いていると語った。
「リバプールとマンチェスター・ユナイテッドはともに、ゴンサロ・イナシオとアントニオ・シウヴァに注目している。」
「私の持っている情報では、ユナイテッドはイナシオよりもシウヴァに注目している。なぜなら、左サイドの選手を2人も欲しがっていないからね。」
「リバプールは実際に左サイドのディフェンダーが欲しいので、理にかなっている。どちらも優れた選手だ。」
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ともに将来有望な若手センターバック陣で、今後10年間に渡って、チームの主軸を担えるだけに能力を備えており、他にも多くの強豪クラブが動向を見守っている。来夏の移籍市場ではこぞって狙われる対象であり、両選手とも人気銘柄になる可能性が高い。
はたして、ポルトガル代表センターバックの2人は、どのようなキャリアを歩むのだろうか…？