昨シーズンは中盤におけるインテンシティ不足に苦しんだリバプール。ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ジェームズ・ミルナーらの平均年齢が高まったミッドフィルダー陣に代わり、新たに4選手をチームに迎え入れた。
しかし、リバプールにはさらなる中盤補強が噂されている。筆頭と見られているのが、フルミネンセでコパ・リベルタドーレス優勝に大きく貢献したブラジル代表MFアンドレ。
アグレッシブなプレーが持ち味のミッドフィルダーだが、ブルーノ・フォルミーガ氏（ブラジル人ジャーナリスト）はクロップ監督のプレースタイルにマッチしていると、リバプール移籍に太鼓判を押した。
「アンドレはプレッシャーに強い男だ。」
「彼はプレッシャーから簡単に逃れ、簡単にピッチでフリーになる。ローテーションの中で、彼は常に選択肢を与えてくれるし、クロップが好むような、スピード感溢れるプレーをするためには、彼は非常に適していると思うよ。」
「彼はクロップのゲームモデルにフィットするすべてを備えていると思う。多くのことをね。彼はいくつかに当てはまると思う。シティでは先発ではないが、容易にフィットすると思う。彼はリバプールのチームでも簡単にプレーできると思っている。」
TNT Sports
ブラジル人ミッドフィルダー以外にも、アストン・ヴィラMFドウグラス・ルイスなど様々な憶測が流れている。しかも、守備的ミッドフィルダーだけでなく、バイエル・レバークーゼンMFフロリアン・ヴィルツらもターゲットに挙げられている。
一方で、補強の優先ポイントは年齢が高くなってきた最終ラインにあると見られ、この夏にも追い続けた左利きセンターバックが第一優先。どこまで中盤の強化が優先順位の上にあるかは不透明だが、リバプールは今夏に続き、来年1月にもミッドフィルダーを補強するのだろうか…？