ミッドフィルダー陣のさらなる充実化を狙うリバプールは、今季コパ・リベルタドーレスの頂点に輝いたフルミネンセのブラジル代表MFアンドレに関心を示し、守備的ミッドフィルダー確保に動き出していると噂されている。
一方で、前線の強化にも余念のないリバプールは、同クラブに所属する16歳FWマテウス・レイスの動向も追っているようで、チェルシーやアーセナル、マンチェスター・シティらとともに獲得を画策していると、イタリア紙『Calciomercato』が報じた。
メキシコ出身のブラジルU-17代表ウィンガーは、トップチームでの出場経験こそないが、代表チームでは9試合1ゴールと活躍を見せる。大きなストライドでのドリブル突破が魅力的な若き逸材は、主に左ウイングで対峙する相手を置き去りにする。
4400万ポンドの契約解除条項が含まれているとも言われる同選手には、プレミアリーグ勢以外にも、スペインからも関心を届く。エンドリッキやヴィトール・ホッキケンドリー・パエスらとともに、将来有望な南米の若手選手のひとりとして数えられている。
年齢の問題もあり、いますぐイングランド移籍が実現するわけではない。しかし、高いポテンシャルを持つ若きウィンガーは、将来的にヨーロッパを舞台に大暴れすることになるのだろうか…？