2023年の夏を通じて、ミッドフィルダー陣の再構築を行ったリバプール。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフらを獲得し、昨季は不調だったプレミアリーグでも上位争いを繰り広げている。
中盤の補強は一旦終わりかと思いきや、この冬にも守備的ミッドフィルダー獲得に動くとも予想されている。フルミネンセMFアンドレを筆頭にいろんな選手の名前がメディアを賑わす中、リバプールがイタリアに視線を向けている。
伊『il BiancoNero』によれば、リバプールはボローニャに所属するスコットランド代表MFルイス・ファーガソンに関心を示しており、チームでレギュラーを務める同選手のパフォーマンスを見守っているようだ。
昨年の夏にアバディーンからセリエAに渡った24歳ミッドフィルダーは、加入初年度から国内リーグで32試合7ゴールを記録。瞬く間にチームに欠かせない存在になると、今シーズンもリーグ戦ではすべての試合で先発出場を果たしている。
スコットランド代表としても、フランス代表との試合でフル出場するなど、定着の兆しを見せている。アバディーン時代にはヨーロッパリーグやカンファレンスリーグ予選でプレー経験はあるものの、大舞台のプレー回数は少なく、プレミアリーグのトップを狙うクラブにとっては能力不足。
20代中盤ということもあり、未来に向けた投資にもなり得ないため、リバプールが獲得に動く可能性はないと断言しても良い。また、攻撃的なミッドフィルダーの枚数は揃っており、夏に続いて、連続で予算を費やすとも思えない。
イタリアで評価を上げるスコットランド代表ミッドフィルダーだが、将来的にイングランドに降り立つことはあり得るのだろうか…？