昨シーズンの不調から復活し、今季はプレミアリーグで上位争いに食い込むリバプール。この夏には、ミッドフィルダーを大幅に入れ替えており、次なる補強ポイントはセンターバックの強化。とくに、左利きのセンターバックにも狙いを定めている。
チェルシーと契約更新を結んだイングランド代表DFレヴィ・コルウィルや、トッテナム・ホットスパーに移籍した元オランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンらを取り逃したリバプールだが、バイエル・レバークーゼンDFピエロ・インカピエやスポルティングDFゴンサロ・イナシオにも関心を示し続けている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏（イタリア人ジャーナリスト）は、リバプールのセンターバック探しに言及。現時点で両センターバックに対して動きは見られていないと語りつつも、両選手とも移籍の可能性がないわけではないと口にした。
「リバプールもセンターバックを探しているクラブのひとつだが、今のところピエロ・インカピエ獲得について、バイエル・レバークーゼンと接触することはないと聞いている。インカピエは以前から優れた若い才能の一人として、リバプールや他のトップクラブと強い噂があったし、期待されたほどプレーできているわけでもない。だからこそ、選手について新たなストーリーが生まれても普通のことだ。」
「リバプールもまた、ゴンサロ・イナシオ獲得に動いている数多くのチームのひとつだが、彼と契約するにはスポルティングに6000万ユーロの放出条項を支払うしかなく、これまで誰もスポルティングにアプローチしてこなかった。それがすぐに変わるかどうか見てみよう。しかし現時点では、インカピエとイナシオのどちらについても、リバプールに進展はない。」
ジョエル・マティプが今シーズン限りで契約満了に加えて、負傷によりシーズン絶望。フィルジル・ファンダイクも来年には33歳となり、センターバック陣の平均年齢は高まっているだけに、世代交代が必要な時期に差し掛かっている。
はたして、リバプールは近く新たなセンターバックを獲得することはあるのだろうか…？