2020/21シーズンに、エバートンGKジョーダン・ピックフォードのタックルを受け、前十字靱帯断裂の大怪我を負ったオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。それ以来、相手フォワードのドリブル突破を許さなかった時代のスピードを取り戻せず、年齢もあいまってキャリアは下降線に見えた。
ところが、今シーズンは見違えるようなパフォーマンスを披露。巧みなポジショニングや駆け引き、フィジカルは相変わらず、最終ラインを突破された後の戻りにもスピードが戻り、全盛期を彷彿とさせるプレーぶりを見せ付けている。
リバプール対マンチェスター・ユナイテッドとの伝統の一戦を現地で観戦した元リバプールDFサミ・ヒーピアは、現役時代と同じポジションでディフェンスリーダーを務める同選手に対して、必要な能力をすべて持ち合わせていると絶賛した。
「ここで（リバプール対マンチェスター・ユナイテッドの）試合を観戦した。試合は僕の頃より速くなっている。今の僕がこのテンポにどれだけ対応できるかはわからない。」
「フィルジル・ファンダイクを見るのは大好きだ。彼は最高で、すべてを持っている。もし僕が彼のように速かったら、世界一になっていただろうけど、そうじゃなかったね。」
Daily Mail