昨夏の移籍市場において、ミッドフィルダー陣の大幅な入れ替えを実施したリバプールは、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョら長年の功労者を手放し、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら20代前半から中盤の選手を中心に補強した。
その補強が功を奏し、ここまで首位争いに絡むリバプールには、夏からずっと守備的ミッドフィルダーのさらなる獲得が噂されてきた。しかし、最近はそれらの憶測も減速気味で、中盤の底を担える若手選手への関心は薄らいでいると思われている。
ところが、リバプールがふたたび同ポジションに目を向けるかもしれない。海外メディア『TEAMtalk』によれば、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードらとともに、アルヘンティノス・ジュニアーズに所属するアルゼンチンU-23代表MFフェデリコ・レドンドに注目しているようだ。
マドリード出身の大型ミッドフィルダーは、20歳とは思えない落ち着きを中盤にもたらし、守備面では泥臭くボールを奪い去る一方で、攻撃面でもドリブルで持ち上がることができ、正確なパスも持ち合わせており、トップリーグでも活躍できるだけの能力を有する。
現時点で、リバプールが同選手に対して、具体的な動きを見せるとは思えない。期待の若手のひとりであることに間違いないが、マドリード出身という点踏まえると、レアル・マドリードに限らず、スペインのクラブが第一候補になるはずだ。
はたして、20歳のミッドフィルダーはどのようなキャリアを歩むのだろうか…？