昨シーズンをもって、リバプールを離れた元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、アル・アハリに加入。攻撃陣の中心として期待されたが、開幕戦でハットトリックを決めた以降は、ゴール前で結果が出ずに、徐々にスタメンの座を追われた。
この冬には、わずか半年間での退団が噂されており、サウジアラビア国内クラブ以外にも、ヨーロッパのクラブも関心を示していると言われている。具体的な動きはまだ見られずに、移籍が成立するかはまだ分からない。
英『The Telegraph』マット・ロー記者は、昨夏獲得したセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが適応しきれていないチェルシーの現状に触れ、元リバプールFWもしくは元レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマをローン移籍で迎え入れるべきだと綴った。
「ポルトガルやオランダで活躍したストライカーにリスクを冒しても、すぐに結果が出るとは思えないため、チェルシーはサウジアラビアからロベルト・フィルミーノ、あるいはカリム・ベンゼマを短期レンタルで獲得する可能性を考えなければならない。」
ビジャレアルでは通算47試合13ゴール6アシストを記録し、新進気鋭のストライカーとして急浮上。スペインでの活躍を認められると、爆買いを続けるチェルシーが獲得した。ところが、決定機を外すシーンも多く、まだまだ馴染むための時間が必要だ。
その時間を確保するためにも、アンフィールドでモハメド・サラーやサディオ・マネとともにゴールを量産したフィルミーノが必要で、ベテラン選手の価値に目を向ける必要性を問いているが…