2022年7月にRBライプツィヒからウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに完全移籍した韓国代表FWファン・ヒチャン。昨シーズンは32試合4ゴール3アシストと、フォワードとしての数字を残せずに終わったが、今シーズンは見違えたようなパフォーマンスを披露している。
プレミアリーグで20試合を終えた時点で、10ゴールを決めており、チームのエースに君臨。センターフォワードとしてのプレーが増え、よりゴールに近いポジションからゴールを狙い続け、豊富な運動量を駆使した前線からの守備も評価が高い。
海外メディア『Football Insider』によれば、リバプールとトッテナム・ホットスパーが27歳の韓国代表FWファン・ヒチャンに関心を示しており、プレミアリーグのクラブ同士で争奪戦が展開される可能性があるようだ。
左ウィンガーや右ウィンガーでもプレー可能な同フォワードは、ガリー・オニール監督のもとで欠かせない選手になっており、イングランドのセンターバックにも負けないフィジカルを有し、裏に抜けるスピードも持ち合わせている。
今年28歳を迎えるだけに、将来に向けた投資にはなり得ない。ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポら20代中盤のフォワードを揃えているだけに、韓国代表フォワードはあまり必要なさそうだ。
はたして、シーズン後半も好調を維持し、来季には上位クラブにステップアップを遂げることになるのだろうか…？