ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクらが32歳と世代交代の必要性が出始めているリバプール。昨夏の移籍市場では、チェルシーDFレヴィ・コルウィル獲得に乗り出す一方で、それ以降はスポルティングDFゴンサロ・イナシオがターゲットとして頻繁に報じられてきた。
ポルトガル代表に対して、リバプール以外にもマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードなどが関心を示しており、この夏にも争奪戦を展開する見込みだ。しかし、同じく興味を抱くニューカッスル・ユナイテッドは先行して動き出した。
ポルトガル紙『O Jogo』によれば、22歳センターバックはニューカッスル移籍のチャンスに首を横に振り、リバプールやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードら名門クラブからのオファーを待っているようだ。
所属するスポルティングでは “100” を超える試合に出場し、最近はポルトガル代表でも常連になっている。リバプールが欲する左利きのセンターバックであり、モダンなセンターバックとして必要な能力を兼ね備えている。
2027年6月まで契約を結ぶ同選手をめぐる争奪戦は熾烈を極め、資金力で劣るリバプールにとっては厳しい戦いが待ち受ける。他にも強豪クラブが関心を持っており、今夏の移籍市場では注目株になることは間違いない。
はたして、リバプールはポルトガル代表の若きセンターバックを獲得することができるだろうか…？