マイケル・エドワーズ、ジュリアン・ウォード、ヨルク・シュマットケ…近年のリバプールにおける補強部門のトップ、スポーツディレクターのポジションは定まっていない。ユルゲン・クロップ監督の退任も相まって、来シーズンに向けて組織体制は大幅に変わり始めている。
フェンウェイ・スポーツ・グループが買収して、リバプール改革の中核とも言える的確な補強を支える同ポジションが空席となっている状況は好ましくなく、クラブ側は新たなスポーツディレクターを探している。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によると、過去にはブレーメンやバイエル・レバークーゼンで移籍に携わり、現在はウェストハムで補強の責任者を務めるティム・シュタイテン氏が、後任候補のひとりに挙がっているようだ。
「ティム・シュタイテンはリバプールの新スポーツディレクター候補の一人だ。」
「シュタイテン、ウェストハムのテクニカルディレクターとして満足している。」
「彼はアルバレス、ウォード・プラウズ、クドゥス、フィリップスなどの契約を取りまとめた。」
「現段階でリバプールとの直接の接触はない。」
🚨🔴 Yes, Tim #Steidten is one of the candidates to become the new Sporting Director at FC Liverpool! #LFC
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) January 31, 2024
➡️ Steidten, happy at West Ham as their Technical Director ⚒️
➡️ He has finalized the deals of Alvarez, Ward-Prowse, Kudus, Phillips and more.
No direct contact with… pic.twitter.com/nh4QEy2k9K
マンチェスター・シティやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドらと比べると、大金を使った補強が難しいリバプール。昨夏の移籍市場でも遂行されたような適切な移籍金で選手を獲得する能力に長けた人材でなければ活躍はできないだろう。
他にも、同様に限られた予算をうまく利用しているクラブで、補強を取り仕切るディレクターが候補として挙がっている。次期監督も含めて、この夏に大きな転換期を迎えるリバプールは、どのような形に収まるのだろうか…?