地元リバプールに生まれ、10代の頃からユルゲン・クロップ監督の薫陶を受けてきた25歳DFトレント・アレクサンダー＝アーノルド。世界でも屈指の右サイドバックに成長し、今シーズンからは副キャプテンに任命され、精神的にも責任感が増している。
昨シーズンからは偽サイドバックでの起用が増え、最近では守備的ミッドフィルダーとしての起用も多くなっている。イングランド代表でも中盤起用が増えつつあり、右サイドからのアシストのみならず、ピッチの真ん中からチャンスを作り続ける。
若手選手からチームの中心に成長したディフェンダーが、現在クラブと結ぶ契約は2025年までとなっており、今年6月を超えると残り期間が1年を切る。海外メディア『HITC』によると、リバプールは新契約締結の準備を進めており、トップクラスの給与を受け取る見込みのようだ。
リバプールでの出場試合数は “300” に近づいており、25歳にしてレジェンド級のパフォーマンスを披露。これからはメンバーとしてではなく、チームをタイトルに導くようなプレーが求められ、さらなる飛躍が期待される。
異次元の長短のパススキルを持ち、強烈なシュートも兼ね備える地元出身プレーヤーは、新たに長期契約にサインするのだろうか…？