昨シーズンから指揮を執るバイエル・レバークーゼンにおいて、見事な戦績を残しているシャビ・アロンソ監督。来シーズンの去就について様々な憶測が飛び交う中、リバプールもスペイン人指揮官との契約に前のめりだ。
2015年からトップチームを率いてきたユルゲン・クロップ監督の後釜は困難なタスクではあるが、選手時代にアンフィールドで輝かしいパフォーマンスを放った同選手の経歴は、指導者としての手腕だけではない評価ポイントとなっている。
他方、2023年3月からバイエルン・ミュンヘンで指揮するトーマス・トゥヘル監督の去就も慌ただしくなっている。期待されていたほどの成績を残せずに、先日のレバークーゼン相手に見せた不安定なチームパフォーマンスは首脳陣を悩ませている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏（イタリア人ジャーナリスト）は、現時点で同監督の解任はあり得ないと前置きしたうえで、シーズン終了後に去就について何かしらの発表があっても不思議はないと発言。そして、シャビ・アロンソがその後継者に指名される可能性を示唆した。
「バイエルン・ミュンヘンは、トーマス・トゥヘルを解雇するつもりはないと、監督の状況について公私にわたって話している。」
「もちろん、バイエル・レバークーゼンに3-0で敗れたことで、クラブの人々は非常に失望している。パフォーマンスも悪かったし、クラブ全体の雰囲気も期待されたものではなかった。」
「バイエルンは満足していないが、今のところ計画に変更はない。」
「現時点では、トゥヘルの状況は簡単ではない。シーズン終了後に評価されるのは間違いない。」
「すぐに交代するつもりはないが、ブンデスリーガでこのままではいけないし、チャンピオンズリーグの試合も控えているため、もちろん内部で話し合うことになるだろう。」
「このような試合での結果は、トゥヘルの立場を見極める上でもちろん重要だ。」
「元バイエルンの選手であるシャビ・アロンソは、クラブの人々から常に評価されており、今はバイエル・レバークーゼンの監督としてこのような素晴らしい経験も積んでいるということは言うまでもない。」
「昨年から評価されているように、彼は将来バイエルンの監督候補になる可能性はあるが、今すぐ何かが起こるわけではないし、リバプールもアロンソの状況については熟知している。」
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