来シーズンからリバプールの指揮官に就く最有力候補として、連日のようにその動向が取り沙汰されているのが、バイエル・レバークーゼン率いるシャビ・アロンソ監督だ。アンフィールドとも縁が深く、オーナー陣のみならず、サポーターからの人気も高い。
他にも様々な監督の名前が飛び交う中、フランスサッカーに精通するジョナサン・ジョンソン記者もスペイン人指揮官の就任が濃厚と明かしつつも、リーグ・アンで上位争いを繰り広げているパウロ・フォンセカ監督を推薦している。
「リバプールとバルセロナが今季終了後、新監督を探すことは分かっている。リーグ・アンで、そのどちらかのクラブに就任する可能性のある人物がいると言いたいところだが、私の正直な意見は、フランスのトップリーグには現在、どちらの役割にも就ける人物はいない。」
「リバプールの場合、シャビ・アロンソが適任であることは明らかだ。今シーズンにおけるバイエル・レバークーゼンでの彼の働きは驚異的で、彼らの記録だけでなく、週末のバイエルン・ミュンヘン戦での圧勝のようなプレーぶりを見れば、そのつながりは明らか。特にカルロ・アンチェロッティがレアル・マドリードの監督としての契約を延長したことで、シャビ・アロンソがアンフィールドへの道を踏み出すのは、実に理想的な流れだ。」
「もし、私がリーグ・アンから検討に値するような選手を選ぶとしたら、リールのパウロ・フォンセカを選びたい。彼はリールに入ってきてからそれなりの働きをしているが、それでも失礼ながらリバプールやバルセロナに行くのはかなり飛躍があると思う。」
CaughtOffside
2022年の夏から同クラブを指揮するフォンセカ監督は、これまでローマやシャフタールなども率いてきた。いずれもあまり長続きせずに、圧倒的な成績を残しているわけでもなく、ジョンソン記者の言う通り、ビッグクラブを率いるには物足りない。
現時点では、シャビ・アロンソ新リバプール監督の誕生が濃厚だが、はたして…！？