数多くの主力を欠き、若手選手を起用せざるを得なかったリバプールだが、全員サッカーで勝利を手繰り寄せると、延長戦の末に今シーズン初めてのタイトルを勝ち取った。観戦に来ていた負傷者だけでも世界有数のイレブンを組めるほどだった。
ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライも負傷者リストに入っている一人。復帰は近いと見られるが、昨夏の移籍市場でアンフィールドに加わった同選手は、無尽蔵のスタミナに力強いドリブル、抜群な攻撃センスを武器に攻守両面でチームを引っ張り続けてきた。
他の主力の同様に、トップチームにとっては大きな痛手だが、23歳ミッドフィルダーはカラバオカップ決勝の舞台に立とうと試みた経緯を語り、ファイナルに出場のために無理をするよりも、今後より多くの試合でプレーすることを優先し、諦めたようだ。
「プレーするつもりだし、彼らにも言った。できるだけ早く、痛みがない状態で復帰するのが僕のプランだ。」
「僕は決勝でプレーするために、少し大きなリスクを背負うだろう…しかし、（メディカルスタッフは）より慎重だった。」
「それに、将来も見据えている。今また怪我をするくらいなら、あと20試合プレーした方がマシだからね。」
「うまくできない。プレーできないのは嫌なんだ。」
「ドクターともたくさん議論した。プレーできるような気がするんだけど、診断書にはそう書かれていないんだ。彼らはもっとよく分かっていると思うけど、そういう感じなんだ。」
「クロップ監督は、チームと違うトレーニングに行くかも知れず、顔を合わせることもないのに、定期的に僕の様子を尋ねてくれる。」
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