昨年の夏の移籍マーケットから、センターバック強化を狙っていたリバプール。今年6月には32歳DFジョエル・マティプが退団濃厚で、フィルジル・ファンダイクも近く33歳になることもあり、センターバック陣の世代交代は避けられない。
イブラヒマ・コナテやジョー・ゴメス、ジャレル・クアンサーら計算できるディフェンダーが揃ってはいるものの、長く激しいシーズンを戦い抜くためにも、今後の複シーズンを見据えても、新たなセンターバックの確保は優先度が高い。
英『The Telegraph』によれば、リバプールはかねてから関心を示していたクリスタル・パレスDFマルク・グエイを依然としてリストアップしており、この夏にはマンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦が行われる可能性があるようだ。
ロンドンのクラブでは “100” を超える試合に出場している23歳ディフェンダーに対して、マンチェスター・ユナイテッドでスポーツ・ディレクター就任が予想されるダン・アシュワース現ニューカッスルSDが興味を復活させるかもしれない。その背景には、同選手のファンであることが関係している。
2021年の夏にチェルシーからクリスタル・パレスに加わったイングランド代表DFだが、古巣クラブは買い戻しオプションなどを結んでおらず、チャンピオンズリーグ出場権を確保できない可能性が高いクラブ移籍は考えにくい。
ロイ・ホジソン監督が退任し、同指揮官に就任したオリヴァー・グラスナー監督は、シーズン終了後に頭を悩ませることになりそうだ…