サッカーは狂気のゲーム…リバプールの21歳センターバックは、去年の夏にはローン生活を覚悟していた

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It’s a mad game...Liverpool's 21-year-old center back was ready to go out on loan last summer スター候補生

4人兄弟の末っ子であるジャレル・クアンサーは、マージーサイドとマンチェスターのほぼ中間に位置するウォリントンで育った。地元のジュニアクラブでプレーしているところを発掘され、5歳でリバプールのアカデミーに入団した。

下部組織を順調に駆け上がり、昨シーズンはU-21チームの一員として過ごす一方で、シーズン後半戦には初めてのレンタルを経験。ブリストル・ローヴァーズに移籍すると、EFLリーグ1で16試合に出場し、トップチームでプレーする貴重な経験を積んだ。

今季が始まる前のプレシーズンに参加したイングランドU-21代表DFは、好パフォーマンスを披露。首脳陣からの信頼を勝ち取ると、ヨーロッパリーグやカップ戦を中心に先発出場。ジョエル・マティプの負傷も重なり、ピッチで表現する機会を増やしている。

昨年の段階で、いまのような状況を想像できたか尋ねられると、あくまでトップチームの世界的な選手たちから学ぶことを最優先に考えていたと明かし、今シーズンもレンタル先でサッカーをする日々を予想していたようだ。

「僕なら “ノーチャンス” と言っただろうね。」

「今シーズンに向けて、世界最高の選手たちと一緒に練習し、彼らから学ぶ機会の方が重要だった。」

「去年の夏は、おそらくまたレンタル移籍することになると思っていた。でも、プレシーズンにトップチームと一緒に参加したとき、 “すべてを出し切って、自分の力を見せなければならない” と自分に言い聞かせたんだ。幸運にも、僕はそれを実行し、そのまま出場することができた。サッカーは狂気のゲームで、何が起こるかわからないということを、僕はすでに学んだよ。」

The Athletic

いまや3番手センターバックまで序列を上げ、元カメルーン代表DFが今季限りで退団濃厚なため、来シーズン以降も重要なメンバーとして期待される。また、フィルジル・ファンダイクがいない未来に向けても、ディフェンスリーダーに成長することが求められる。

はたして、順風満帆なトップチーム生活を送る若きセンターバックだが、さらなる進化を手に入れられるだろうか…?

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