昨年の夏の移籍市場において、左利きのセンターバック獲得に乗り出したリバプールは、チェルシーと契約延長交渉を行っていたイングランド代表DFレヴィ・コルウィルを狙っていた。しかし、同選手はロンドンのクラブと長期契約を締結したことで、その夢は絶たれた。
とはいえ、ターゲットは彼だけではない。トシン・アダラビオヨやロイド・ケリーらプレミアリーグで活躍するセンターバックがメディアで取り沙汰される中、同じく左利きで言えば、スポルティングDFゴンサロ・イナシオは昨夏から常に名前が挙がってきた。
海外メディア『Sports Zone』によれば、ポルトガル代表DFはリバプールに移籍オファーを出し続けており、マージーサイドのクラブは1年以上前からその動向を追ってきたようだ。
2023年8月に新契約を締結した22歳センターバックは、母国での評価を高めている。所属クラブではすでに160試合に出場を果たしており、ポルトガル代表でも6試合でピッチに立ってきた。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでもそれぞれ “10” を超える試合で出番を得ており、ヨーロッパの舞台でも経験豊富。
なお、同選手に対しては、パリ・サンジェルマンも関心を示している。同じくヨーロッパの強豪クラブが熱視線を送る18歳DFレニー・ヨロ獲得に失敗した場合に備えて、22歳のディフェンダーもリストアップし、その状況に注目している。
はたして、この夏にも人気銘柄になり得るポルトガル代表DFの契約を勝ち取るクラブはどこになるのだろうか…？