昨年の夏の移籍市場において、ミッドフィルダーの刷新を実施したリバプール。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航の3選手はすでにレギュラー格になっており、ライアン・フラーフェンベルフはヨーロッパでこそ輝くが、イングランドのサッカーにはまだ慣れが必要な段階だ。
カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオットら若手世代も順調に成長しており、中盤の強化は目先の補強プランには組み込まれていない。しかし、リバプールとウルグアイ代表MFを巡り、スペイン方面から驚きのニュースが流れた。
海外メディア『El Debate』によると、リバプールがレアル・マドリードの25歳MFフェデリコ・バルベルデ獲得に向けて、1億2800万ポンドもの大金をオファーしたようだ。モンテビデオ出身MFは今季も主軸を務めており、 40試合以上に出場している。
右ウイングでもプレー可能なミッドフィルダーは、カルロ・アンチェロッティ監督からの信頼も厚い。クロアチア代表MFルカ・モドリッチが今季限りで退団が濃厚なため、中盤でレギュラーを張る選手を手放すわけもない。
加えて、リバプールが最優先事項でもない選手に対して、1億ポンド超えの金額を提示する理由はない。オファー額も明らかに高額すぎるため、チームの移籍委員会で承認が下りるとも考えにくい。
完全なるゴシップ記事でしかなく、レッズが今後も動きを見せる可能性はゼロ。この夏の予算は、センターバックや右ウィンガーに費やされる見込みで、ふたたび中盤のプレーヤーに大きな金額を動かすことはあり得ないだろう…