ジュニオールFCやポルトを経て、リバプールに加わったコロンビア代表FWルイス・ディアス。加入直後からチームにフィットすると、左ウイングから数多くのチャンスを作り、今シーズンも全大会を通じて、二桁得点を記録している。
怪我人が続出する中でも試合終盤まで走り回り、多くの試合をこなしている27歳のウィンガーだが、最近リバプール退団の噂が絶えない。バルセロナやパリ・サンジェルマンが移籍先の候補に挙がるが、スペインから新たなニュースが届いた。
スペイン紙『Sport』によると、バルセロナはコロンビア代表フォワードを高く評価しており、チームに迎え入れたい一方で、同選手もカンプ・ノウでのプレーを希望しているようだ。ただし、スペインのクラブは獲得は絶望的とも認識しており、財政的に苦境が続くことから、移籍金の捻出が難しい。
シャビ監督もその能力を絶賛しているものの、同監督もユルゲン・クロップ監督同様に、今シーズンをもってチームを離れる。次なる指揮官は決まっていないため、来季以降に向けた補強プランを練る段階でもなさそうだ。
他方、リバプールも監督が入れ替わるため、モハメド・サラー含めたフォワード陣の刷新に取り組む可能性は否定できない。新たなチーム作りに向けて、コロンビア代表ウィンガーを売却して、予算を確保する計画もあり得ない話ではない。
しかし、現時点では絶対的な主力の左ウィンガーを手放す理由はないが、はたして…？