エジプト代表FWモハメド・サラーの去就が叫ばれ続け、オランダ代表FWコーディ・ガクポも昨年ほどのパフォーマンスを見せられていないリバプールのフォワード陣。ただし、他にもルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェス、ディオゴ・ジョッタらも在籍しており、強力な陣容が揃う。
ただし、今年6月には32歳になるエジプシャン・キングの後継者探しは続いており、この夏の移籍マーケットにおいて、左利きの右ウィンガーがアンフィールドに降り立つ可能性が高まっている。さらに、ベン・ドークやジェイデン・ダンズら若手も控えており、その未来は明るい。
強烈なポジション争いが展開されているリバプール。かつての教え子に対して、同クラブでのプレーを勧めているのが、VVヘーケリンゲンでコーチを務めていた時期に、ボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーに指導を行ったフェリー・フェルベーク氏だ。
「ACミランでは間違いなく明るい未来が待っていると思う。しかし、おそらくリバプールかバルセロナでなら、前線へのプレッシャーが強く、ボールポゼッションが多く、彼の本領を発揮できるだろう。」
Sportitalia
22歳の長身センターフォワードは、2022年の夏にバイエルン・ミュンヘンからセリエAに渡ってきた。U-17世代からドイツ王者のアカデミーで育ったものの、トップチームに定着できず。しかし、ボローニャで覚醒し、今シーズンはここまで30試合11ゴール6アシストと相手の脅威になっている。
同じくセリエAのACミランやナポリに加えて、マンチェスター・ユナイテッドからも関心が届いており、この夏にもステップアップするかもしれない。ビッグクラブから熱視線が注がれているオランダ代表FWだが、元コーチの言う通り、リバプールやバルセロナに移籍する未来はあるのだろうか…？