シェフィールド・ユナイテッドMFサンダー・ベルゲは、今シーズン限りでの退団を決意か!?

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Liverpool target ready to depart Premier League side 未分類

KRCヘンクに所属していたノルウェー代表MFサンダー・ベルゲには、リバプールからの関心も伝えられ、アンフィールドを新天地に選ぶ可能性があった。しかし、23歳ミッドフィルダーは2020年1月に当時クリス・ワイルダーが率いてプレミアリーグを席巻していたシェフィールド・ユナイテッドへの移籍を決めた。

昨シーズンとは一転し、今シーズンのシェフィールド・ユナイテッドは得点力不足に悩まれ続ける。チーム得点王であるイングランド人FWデイビッド・マクゴールドリックが7得点とひとり奮起したが、続くFWビリー・シャープが3得点と圧倒的に物足りない。3試合を残す現時点で、チーム総得点はわずか18得点…

リバプールから獲得したリアン・ブリュースターに至っては、いまだにゴールを奪えていない。困難なシーズンとなった同クラブはクリス・ワイルダー監督を解任。その後も一向に調子は上がらず、来季はチャンピオンシップからの再出発が早い段階で決定してしまった。

MFサンダー・ベルゲにとっても不本意なシーズンとなった。手術を実施したことによりシーズンの大半を棒に振っており、2020年12月17日マンチェスター・ユナイテッド戦で負傷してから復帰まで5ヶ月以上かかった。現時点では15試合の出場に留まっており、クラブを降格から救うことができなかった。

ノルウェー代表MFはチャンピオンシップでの戦いを望んでおらず、クラブから離れる決断をしたと、『Sky Sports』が報じている。プレミアリーグからの降格によって、契約解除金が3500万ポンド(約49億円)に値下がりしており、エバートンやアーセナルが強い関心を示している。

個人的には昨季プレミアリーグ王者にも獲得レースに参戦して欲しい。強靭な体躯を有しており、対人守備を苦にしない。ヘディングでも強さを発揮でき、迫力ある前線への上がりも特長のひとつだろう。インサイドハーフでも、アンカーでもプレー可能であり、攻撃に強みを持つミッドフィルダーの多いリバプールには打ってつけの選手だ。

ただ、現実的には今夏の獲得候補にすら上がっていない。筆頭はイヴ・ビスマ(ブライトン)やフロリアン・ノイハウス(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)であり、すでに所属クラブとの交渉を進めているというニュースを報じるメディアもあるほど。

怪我の懸念があるのも事実である。だが、同じく負傷気味なRBライプツィヒDFイブラヒマ・コナテ獲得に迫っており、負傷の理由が明確でリカバリー可能と判断した場合には大した懸念事項にならない。どれほど確率が高いかわからないが、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの後継者に最適であると信じて疑わない。

とはいえ、来季はマージーサイドのライバルクラブでプレーする可能性もあるノルウェー代表MFだが、今夏の移籍市場でどのような動きが見られるのか…

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