ジャマイカ・キングストンに生まれた元イングランド代表MFジョン・バーンズは、ワトフォードで頭角を現し、1987年にはリヴァプールへと完全移籍。約10年間の在籍期間で406試合107ゴール87アシストと大活躍し、イングランド代表でも79試合に出場。まさに一時代を築いたレジェンドだ。
現在はコメンテーターとして活躍しているリヴァプール・レジェンドは、PSGへ移籍したジョルジニオ・ワイナルドゥムの後任として、古巣に対してブライトンに所属するMFイヴ・ビスマの獲得を提言している。
プレミアリーグ奪還を目指すリバプールは中盤含め、チームの底上げを狙っている。すでにRBライプツィヒDFイブラヒマ・コナテと契約合意に至っており、7月1日に正式加入する。連日のように、数多くのミッドフィルダーやフォワードとの関係が噂されている
マリ代表MFはシーズンを通して、リバプールから関心が伝えられてきた。優先的に獲得を目指しているとも言われていたものの、最近は関心が薄れている様子。獲得すら目指していないという報道も出回るほどに、別のターゲットへ切り替えて補強プランを遂行している
フロリアン・ノイハウス(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)やロレンツォ・ペッレグリーニ(ASローマ)、ユーリ・ティーレマンス(レスター・シティ)らが具体的なターゲットとして名前があがるなか、かつてのレジェンドはブライトンMFが最適なミッドフィルダーだとして疑っていない。
「リバプールが中盤の求めていることを鑑みると、イヴ・ビスマは非常に強く、ボール扱いにも長けている。」
「彼はより守備的なミッドフィルダーだね。でも、前線の3枚を見てみると、得点のできるミッドフィルダーは必要ない。モハメド・サラーやサディオ・マネほどに得点を決める中盤の選手は見つけられないし、フロントスリーの連携にも悪影響を及ぼしてしまうかもしれない。」
「だからこそ、ビスマがリバプールに最適だし、フロントスリーとも完璧にマッチすると信じている。」
「最終ラインの前で盾にもなれる存在。私にとっては、彼とウスマヌ・デンベレが来シーズンに向けて、完璧な補強になるだろう。」
守備にも能力を発揮できるタイプの選手であり、チアゴやカーティス・ジョーンズら攻撃的な強みを持つミッドフィルダーが多いことを考えると、最適なプレーヤーであることに疑いの余地はない。デンベレは同意しかねるが、マリ代表MFは確実にチームを前進させてくれるはずだ…