プレミアリーグ第7節マンチェスター・シティ戦(日本時間 10月4日(月)0時30分 キックオフ)は、チェルシー戦以来の大一番。ホームのアンフィールドに相手チームで行われ、前節でチェルシーを破ったマンCを迎え撃つ。
ポルトとのチャンピオンズリーグ第2節を5得点を奪い大勝で終え、波に乗るアタッカー陣。リーズ・ユナイテッド戦から3得点以上の試合を続けており、昨シーズンとは打って変わって本調子を取り戻している。守備陣はブレントフォードに喫した3失点から改善を図りたい。
ハーヴェイ・エリオットやチアゴ・アルカンタラは引き続き出場が叶わない。脚の付け根を負傷したトレント・アレクサンダー=アーノルドはポルトガルに帯同しておらず、間に合うかは不透明。ネコ・ウィリアムズが代わるように戦線復帰を果たしたが、ポルト戦では出番を得られなかった。
多くのサポーターが見守る要塞アンフィールドでの開催だけに、勝ち点3を必ず手に入れたい。2位以下を引き剥がすためにも負けられない一戦であり、今後のプレミアリーグの勢力図を決める戦いと言っても過言でもないかもしれない。重要な試合に挑むリヴァプールのスターティング・イレブンを予想してみた。
GK:アリソン・ベッカー
ブレントフォード戦の失点シーンでもう少し良い対応ができたはず。ただ、ポルトとの一戦では落ち着いたパフォーマンスで、本来の姿を取り戻した。昨季のプレミアリーグ王者との試合でも、抜群のプレーで、ゴールマウスを割らせない。
RSB:ジョー・ゴメス
トレント・アレクサンダー=アーノルドが練習中の怪我で間に合うかが不明な中、守備に強みを持つイングランド代表DFが同国代表の穴を埋める。攻撃面では圧倒的に劣ってしまうが、前節3失点しているだけに、世界屈指の攻撃力を誇るマンチェスター・シティからクリーンシートを勝ち取ることを期待したい。
CB:ジョエル・マティプ
プレミアリーグでは、まだクリスタル・パレス戦だけに出場したイブラヒマ・コナテでは心許なく、元シャルケDFが最終ラインでオランダ代表DFとパートナーを組む。CL2戦目も先発しており、3試合連続出場になる。コンディションには不安が残るが、次節まで1週間空いており、問題ないだろう。
CB:フィルジル・ファンダイク
ディフェンスリーダーは頂上決戦には欠かせない。相手チームDFルベン・ディアスとのリーグ最強センターバック対決を制し、守備に安定をもたらす。まだヘディングでのゴールが見れておらず、そろそろ一発決めてもらいたい。
LSB:アンディ・ロバートソン
日程が詰まっており、好プレーを連発しているコスタス・ツィミカスに任せる選択肢もあるが、経験が物を言うため、スコットランド代表DFを選出。闘志溢れるプレーでスタジアムを沸かせつつ、攻守両面で決定的なパフォーマンスでチームの勝利に貢献する。
DMF:ファビーニョ
プレミアリーグでも有数の守備的MFに代われる選手はいない。最終ラインの前でボールを絡め取りつつも、攻撃のスイッチを入れる。豪快ミドルシュートも兼ね備えるアンカー・マンは、ブレントフォード戦とポルト戦に続けて、3試合連続での出場になる。
CMF:ジョーダン・ヘンダーソン
昨季のリーグ王者との対戦には、イングランド代表のキャプテンシーは必須。マンチェスター・シティの強みを消し去るためにも、豊富な運動量でのプレッシングは欠かせない。攻守のバランスを司り、中盤の戦いで主導権を握る。
CMF:カーティス・ジョーンズ
ポルト戦ではマン・オブ・ザ・マッチ級のパフォーマンスを披露したイングランドU-21代表MF。シティとの大一番でも中盤を任せるだろう。頻繁にボールに触り、攻撃にリズムをもたらす働きは屈指のミッドフィルダー陣容を有するマンチェスター・シティ相手にも通用する。
RWG:モハメド・サラー
ここまで8試合8ゴールを決めている同クラブのエースを外す理由は全くない。プレミアリーグ第2節バーンリー戦以外でスコアシートに名前を刻んでおり、例年にも増して得点ペースを上げている。ポルト戦は60分で退いており、休息も与えられた。ライバルとの試合でも、貴重なゴールをもたらしてくれるはずだ。
LWG:サディオ・マネ
モハメド・サラー同様に、ポルト戦では早めに退いており、週末の試合に向けた準備万端。セネガル代表FWも8試合4得点を挙げており、昨シーズンの不調から完全復活。ブレントフォード戦ではあまり元気がなかったが、ポルトガルでは1得点を奪っており、エデルソンが守るゴールを狙い続ける。
CF:ディオゴ・ジョッタ
ロベルト・フィルミーノがチャンピオンズリーグで2得点。確実に復調しているものの、今週末はポルトガル代表FWに任せたい。ここまで3得点。センターバックとのポジション争いを頻繁に繰り返し、サラーやマネとのコンビネーションも仕上がってきており、さらなる爆発が待ち受ける。
あくまで予想であり、個々人でそれぞれの見方があるから面白い。それぞれの先発を妄想しながらも、ホームでの重要なゲームに勝利してくれると信じている…