ニューカッスル・ユナイテッドがトルコ代表DFオザン・カバクを狙う…給与額が争点か?

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Ozan Kabak is wanted by Newcastle United, but the wage demand is too high for them 移籍

ニューカッスルのオーナーであるマイク・アシュリー氏。補強への消極的な姿勢からサポーターから批判轟々の同オーナーには、昨夏にサウジアラビアからの買収報道が連日メディアを賑わせたが、最終的に買収は成立せず。

昨シーズンもスティーブ・ブルース監督の指揮下で、波のあるシーズンを過ごした。結果的には12位で終えたものの、一時は残留が危ぶまれるほど。ブルース監督は戦略性に乏しいなかでも、FWアラン・サン=マクシマンやカラム・ウィルソン頼みの攻撃は爆発すると相手チームを恐怖に陥れる。

リーグ後半戦はアーセナルからMFジョー・ウィロックをローンで獲得すると、貴重なゴールを連発し、勝ち点獲得に大きく貢献した。一方で、失点数は62失点とプレミアリーグでもワースト5位の悪い数字を残してしまった。

『Chronicle Live』によると、ニューカッスルは守備陣を強化するためにも、今シーズン後半戦をリバプールで過ごしたトルコ代表DFオザン・カバク獲得を目指している。なお、ニューカッスルは今冬にも獲得を試みていたが、選手本人は昨シーズンのプレミアリーグ王者への加入を選択した。

リバプールはRBライプツィヒDFイブラヒマ・コナテをチームに加えており、トルコ代表DFとの買取オプションを行使しないことを明確にしている。緊急事態のセンターバックにおいて、ナサニエル・フィリップスとともに支え続けた同選手は、加入当初の数試合を省けば十分なパフォーマンスを披露していた。

プレミアリーグにすぐさま適応したセンターバックは、今シーズンの終了とともシャルケへと戻ることが予定されている。ただし、ブンデスリーガから降格した同クラブはカバク売却で現金を手にしたい意向で、選手本人もトップリーグでの戦いを続けるためにも移籍を望んでいる。

レスター・シティも動向を注視していると言われる同選手には、1800万ポンド(約25.2億円)の移籍金が設定されている。金額自体には問題がないそうだが、選手が要求している給与額が重荷になる可能性があると報じられている。

週給8万ポンド(約1120万円)= 年俸換算で約5億3000万円の支払いに対して、ニューカッスルは躊躇している。イングランド北部への移籍が成立する条件は、オザン・カバクが要求している給与額を諦められるかにかかっている…

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