新生ニューカッスル・ユナイテッドが、昨季レンジャーズを優勝に導いたスティーブン・ジェラード監督に心惹かれる?

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New Newcastle United are attracted to Steven Gerrard, the manager who led Rangers to victory last season キャリア

サウジアラビア王国の公的投資基金がバックアップするサウジアラビア系コンソーシアムが、ニューカッスル・ユナイテッドを買収したニュースは瞬く間に世界を駆け巡った。資産価値が3000億ポンド(約46兆円)を超えるとも言われ、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティですら対抗できない。

プレミアリーグはサウジアラビア政府のクラブ運営への介入が問題視されていたが、運営を支配しないという確約を得た結果、3億ポンド(約455億円)でのイングランド北部の古豪買収劇が実現した。

サポーターから嫌われていた前オーナーが去っただけでなく、一気に世界No.1の金満クラブへと変貌を遂げた。トッテナム・ホットスパーとのホーム戦では新オーナーお披露目が執り行われ、サポーターの熱量は高まるばかりだ。

敏腕スポーツ・ディレクターであるルイス・カンポスの招聘を企んでおり、補強部門の強化を目指す。一方で、バーンリーDFジェームズ・ターコウスキーへの興味が報じられるなど、今後も数々の大物プレーヤー獲得の噂がメディアを賑わすだろう。

補強に先んじて、様々な候補が飛び交っているのが次期監督人事。現在チームを率いるスティーブ・ブルース監督にはスター軍団を束ねるだけの技量はなく、それ以前に解任されて致し方ない戦術と成績だけに、よくここまで生き延びてきたという印象が強い。

個人的には解任は時間の問題で、後任が誰になるかに注目している。『The Times』によれば、かつてリバプールで名声を極めた後に、スコットランドでレンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督に強い関心を抱いている。

ニューカッスルは元リバプールMF以外にも、現ベルギー代表で監督を務めるロベルト・マルティネスやビジャレアルを率いているウナイ・エメリ監督が候補に挙げている。

経験値で言えば、ジェラードが最も浅く、たったひとつのチームしか指揮していない。一方で、マルティネス監督は代表歴も長く、スウォンジーやウィガン、エバートンでも経験があり、プレミアリーグにも慣れている。

エメリ監督はイングランドでは印象が悪い。スペインでは優秀な監督であることは否定しないが、アーセナルでの失敗は記憶に新しい。主力選手との軋轢など関係値は最悪で、英語にも心配がある監督の就任は一抹の不安を残す。

英国では次期監督が誰になるかを賭けたベッティングが盛り上がっている。『Oddschecker』のオッズによれば、ボーンマスを退団以来なぜかフリーの状態が続いているエディ・ハウ監督が有力視されており、2番手は元ドルトムント監督のリュシアン・ファーヴル。3番手には、チェルシーを追われたフランク・ランパード監督が続く。

今回の報道で名前が出たスティーブン・ジェラード監督が4番手で、ウナイ・エメリ監督が6番手。ロベルト・マルティネス監督が最も低く7番手に位置している。

いまや世界中から注目を集めるニューカッスル・ユナイテッドの次なる指揮官は誰が就任するのか…?

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