2015年にマンチェスター・シティからフリーで加入以来、ミッドフィルダーだけでなく、左右のサイドバックとして活躍してきた元イングランド代表MF。その貢献度は計り知れず、FAカップなどで若手主体で試合に臨む際にはベンチの近くで観戦し、若手を鼓舞している姿は名物になりつつある。
コーチとしても十分に活躍できそうなポテンシャルを発揮しているリバプールMFだが、すでに年齢は36歳。まだまだ激しいプレッシングとピッチ全体を走り回るプレーぶりこそ健在だが、プレー時間や試合数は減少傾向だ。
それでも、試合終盤に試合を締めるための切り札としての役割を担っており、チーム全体への影響力は増すばかり。ファブリツィオ・ロマーノ氏（イタリア人ジャーナリスト）によると、今シーズン終了までで契約満了となる同選手に対して、リバプールは1年間の契約延長オファーを提示した。
Liverpool offered James Milner a one-year contract extension. Talks are now underway, as Jurgen Klöpp wants Milner to be part of the team also next season. 🔴📑 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) February 15, 2022
Talks will continue in the coming days/weeks – it’s up to Milner now. pic.twitter.com/bUXac9UpAz
話し合いは実施中。ユルゲン・クロップ監督は来シーズンも同選手をファーストチームの一員として考えているようだ。さらに先日、ドイツ人指揮官は交渉が進行中であることを明かしており、監督自身も話し合いに参加している旨を発言していた。
「交渉は行われている。ただし、これ以上は語る理由がないから、コメントすることはない。」
「もちろん、私も交渉の席にいるし、クラブも（ジェームズ・）ミルナーと交渉中だ。いずれわかることだが、（ジェームズ・）ミルナーが来年引退する可能性はないよ。」
リーズ・ユナイテッドで当時のプレミアリーグ最年少得点記録を更新したジェームズ・ミルナーは、来季以降もアンフィールドに留まってくれるのだろうか。もしくは、別のチームでプレー時間の確保や別の目的で移籍を選択するのか。
残留してくれれば願ったり叶ったり。例え、チームを離れる決断をしたとしても、サポーターたちは温かく見送ることは間違いないはずだ…