カラバオカップ決勝の舞台で、“パネンカ” を決めたリバプールMFファビーニョが前日談を明かす!

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Liverpool midfielder Fabinho reveals what happened the day before after scoring the 'Panenka' in the Carabao Cup final! タイトル

カラバオカップ決勝戦で、リバプールはチェルシーと熾烈な戦いを繰り広げた。ともに得点のチャンスを迎えるも決めきれずに、延長戦でも決着は付かずに、命運はPK戦に委ねられることに。ここでチェルシーはPKに強いGKケパ・アリサバラガを投入し、優勝トロフィーを手に入れるために万全を尽くした。

しかし、リバプールの選手たちは強烈な精神力とキックの精度で、スペイン代表GKに的を絞らせない。中でも、リバプールで最初の5人はほとんどがサイドネットにボールを蹴り込み、キーパーが届かない位置にシュートを放ち、その鋼のメンタルを見せ付けた。

結果的には、ゴールキーパーまで順番が回り、両チームのゴールキーパー対決を迎える。リバプールは決勝で先発したGKクィービーン・ケレハーが見事なシュートでゴールネットを揺らす一方で、チェルシーGKケパ・アリサバラガのキックはゴールマウスのはるか上に外れ、リーグカップ制覇を成し遂げた。

このPK戦では、フィルジル・ファンダイクのシーンが何度も再生され、強気のペナルティーキックに驚きが世界中を駆け巡った。そして、その前に2番手としてPKを蹴ったのが、ファビーニョ。彼もまた意表をつく “パネンカ” で、相手GKの気持ちを削ぐことに成功。

ブラジル代表ミッドフィルダーによれば、このシーンには前日談があった。ファビーニョは前日のトレーニングでパネンカを軽く練習しようとしたが、その場にはゴールキーパーがおらず、本格的な練習はできず。

それでも、同じ場所にいた新加入FWルイス・ディアスには、明日の大舞台でパネンカを放つと明言していたようだ。

「試合の前日に、パネンカを練習しようとしたんだ。」

「でも、あの時はGKがいなくて、僕とルイス・ディアスだけだった。だから、こんな感じでシュートを打つように見せ、”明日、PK戦まっでもつれたら、こうやってシュートを打つよ!”って言ったんだ。」

「ただ、彼(ルイス・ディアス)は信じてくれなかった。」

「でも、あのPKを決めるためにボールに向かって歩いているときに、パネンカで決めると頭に浮かんだんだ。だからこそ、うまくいったんだよ。」

緊張が張り詰めた決勝の舞台で、宣言通りきっちりとパネンカを沈めてみせたファビーニョ。まさに有言実行を果たした同選手だが、チェルシーGKケパ・アリサバラガとの駆け引きを制し、優勝トロフィーを掲げたチームに大きく貢献した。

モハメド・サラーやジェームズ・ミルナーがピッチ上にいない場合には、PKを任されるほどPKに自信を持っていることも、落ち着いてシュートを放てるだけの胆力に役立ったのだろうか…?

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