リバプールDFイブラヒマ・コナテが、移籍前にユルゲン・クロップ監督と交わした会話の内容とは!?

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What was the conversation Liverpool defender Ibrahima Konate had with manager Jurgen Klopp before his move! キャリア

昨シーズンのリバプールは、センターバックが緊急事態に陥った。ディフェンスリーダーのフィルジル・ファンダイクとジョー・ゴメスがシーズン開始序盤に大怪我により、シーズン中の復活が不可能に。ジョエル・マティプも以前からの負傷癖が抜けずに、ファビーニョや若手センターバックに頼らざるを得ない状態になった。

デヤン・ロブレン退団以降、4番手センターバックを確保できていなかったリバプールの動きは早かった。今シーズンが始まるだいぶ前に、RBライプツィヒから元フランスU-21代表DFイブラヒマ・コナテ獲得を発表し、2021年7月1日に正式にリバプールの一員となった。

加入後の活躍から将来のディフェンス・リーダーとして期待が集まる弱冠22歳の大型センターバックは、『the Sunday Times』とのインタビューで、移籍を決める前にユルゲン・クロップ監督と話した内容を赤裸々に明かし、トリッキーな質問で監督の真剣度を測っていたことを告白している。

「 “もし僕があなたの息子で、あなたの息子が僕の立場だったら、何をすべきと言いますか?”と質問したんだ。」

「クロップ監督は、 “このクラブもいい、あのクラブもいい、でも間違いなくリバプールに行け!と言うだろう” と言った。彼がそう言っている間、彼の目以外何も見ていなかった。彼が本気かどうか確かめるためにね。」

「そして、彼の顔からは誠意が感じ取れたから、僕は “この決断は私にとって良いものになるだろう” と答えた。その後、リバプールにいる他の選手を見渡してみると…ここに来たくない選手はいるのかな。」

加入後は、ジョエル・マティプが怪我せずに好プレーを連発。3番手に甘んじているが、出場した試合では印象的なパフォーマンスを披露し、いつレギュラーになってもおかしくないほどの安定感で、小さな負傷でコンディションの上がらないジョー・ゴメスは完全に4番手に押しやっている。

毎試合に出れるわけではない現状だが、元RBライプツィヒDFは移籍に満足している。移籍前には頭が爆発しそうになるまで考え抜いた同選手だが、リバプールに加入するという最も良い決断を下せたと過去の自分の決断を振り返った。

「サッカー選手として、自分のキャリアについて決断することは最も重要なこと。僕は最善の決断を下し、とても幸せだ。」

「簡単なことではなく、頭が爆発しそうだった。サッカー人生が懸かっていたからこそ、3、4週間はずっと考えていたよ。」

すでにプレミアリーグ特有のインテンシティにも慣れた印象で、持ち前のフィジカルで相手選手を弾き飛ばす場面も多い。足元の技術も確かで、寄せられても落ち着いて対応できる現代的なセンターバックは、毎日成長を遂げている。

世界的なセンターバックであるフィルジル・ファンダイクやジョエル・マティプから学び続け、他のベテラン選手からもプロフェッショナルとしての姿勢を吸収できれば、プレミアリーグのみならず、ヨーロッパでも屈指のディフェンダーに成長するだけのポテンシャルを持つ。

将来的には、リバプールのディフェンスラインを統率するディフェンスリーダーとしての役割を担い、母国フランス代表でも最終ラインをまとめ上げる世界的なセンターバックになってくれるだろう…

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