フランス代表MFオーレリアン・チュアメニを逃したリバプール…ふたたびイングランド代表MFに視線を向ける!?

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Liverpool miss out on French midfielderAurelién Djani Tchouaméni... Eyes on the England midfielder once again! 移籍

エジプト代表FWモハメド・サラーとの契約延長交渉がうまくまとまっておらず、セネガル代表FWサディオ・マネが今季限りでの退団を希望しており、過去数シーズンにわたり攻撃陣を引っ張り続けた両エースを失う可能性のあるリバプールが代役探しに躍起だ。

しかし、ストライカー探しとともに優先度が高いのが、ファビーニョの負担軽減。本職でないものの、アンカー・マンを務められるのが、まもなく32歳を迎えるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンと、来年には37歳になる元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーのみ。

ジェームズ・ミルナーに至っては、1年契約に合意するか検討中であり、最悪のケースでは退団もあり得る。中盤で言えば、ベンチ外が続いた元アーセナルMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンの退団が濃厚で、2023年と残り契約期間が1年未満となるギニア代表MFナビ・ケイタの去就も不透明。

カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオット、新加入のファビオ・カルヴァーリョら若手選手は在籍しているが経験値が足りず、守備的ミッドフィルダーではなく、攻撃的な選手たちのため、枚数は限りなく少なくなってしまうのが実情。

こうした問題を解決するために、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニ獲得を目指していたものの、同選手の気持ちはレアル・マドリードにある。争奪戦に敗れた形のリバプールは、かねてから興味が伝えられるボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガム獲得の可能性を探っていると、『Mail Sport』が報じている。

一方で、同選手が今夏の移籍市場での退団を望むかは分からず、ドルトムントを納得させるだけの資金を持っていない。さらには、同クラブはすでにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの売却を決めており、これ以上主力級を手放すつもりは毛頭ない。

さまざまな観点から、リバプールがイングランド代表の未来を担うであろう逸材を獲得することは難しい。争奪戦を勝ち抜かなければいけないのだが、今年の夏はそもそも市場に出回っていないため、所属クラブの説得には骨が折れる。

可能性があるとしても、来年の夏。さらなる高みを目指して、プレミアリーグ上陸を目指すとも言われており、18歳ミッドフィルダーを巡る獲得レースは来シーズンの後半戦から本格化することだろう。

問題は、ジェームズ・ミルナーが退団を決断した場合。明確に枚数不足になるため、ある程度の金額を投じても、トップクラスのミッドフィルダーを獲得せねばならない。その選手が、ジュード・ベリンガムになる確率はほぼゼロだが、理想的にはアンカーも兼務できる人材であることが望ましい。

少しポジションこそ異なるが、移籍があるのではと言われているウルヴァーハンプトン・ワンダラーズMFルベン・ネヴェスやレスター・シティMFユーリ・ティーレマンスらは、イングランド代表MFよりも圧倒的に安く手に入れられ、個人的にもアンフィールドで見たい選手たちである。

いずれにしても、目利きでお馴染みのリバプールだけに、現時点で注目されていないミッドフィルダーを連れてくる可能性もあり、ジュリアン・ウォード新SDは慌しい夏を乗り越えて、今季の強さを維持できるのだろうか…?

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