ボーウェンでも、ハフィーニャでもなく、リバプールはアヤックス所属の若きブラジル代表FWアントニーを狙う?

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Not Bowen, not Rafinha, but Liverpool for young Brazilian Antony from Ajax? 移籍

ASローマから加入以来、驚異的な決定率でゴールを決め続けるエジプト代表FWモハメド・サラー。ただし、同選手とリバプールとの契約は2023年までとなっており、今シーズンを通して行われてきた契約更新に向けた交渉に進展は見られない。

大幅な給与アップを要求する選手側と、給与体系の維持を目論むクラブ側との綱引きが続く。さらに、年齢がまもなく30歳となるエジプシャン・キングは、新契約締結するしないに関わらず、世代交代が求められている。

その筆頭として、継続的に名前が挙がっているのが、ウェストハムFWジャロッド・ボーウェンとリーズ・ユナイテッドFWハフィーニャ。ともに、左利きで右ウイングを主戦場とする選手たちで、大量の得点やアシストを記録している。

獲得に向けては、大きなハードルもある。それは移籍金で、ウェストハムにしろ、リーズにしろ、チームの得点源を安く譲るつもりは一切なく、多額の資金を投入しなければならない。そんな現状だが、新たな候補の名前が報じられている。

『UOL』によれば、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドはアヤックス(オランダ)に所属するブラジル代表FWアントニーに関心を寄せており、両クラブが数週間のうちに、獲得に向けた具体的な動きを見せるようだ。

エリック・テン・ハーグ新監督が就任するマンチェスター・ユナイテッドは、今季アヤックスで指揮を執っており、22歳のウィンガーと深い関係を持つ。同選手の特徴や性格をより理解しており、関係性だけではリードしているかもしれない。

ニューカッスルも興味を示しているものの、移籍するにしても同クラブが選択肢に入ることはないだろうと、同メディアは伝えている。つまりは、再起を目指すマンチェスター・ユナイテッドと、さらなる戦力強化を目指すリバプールとの一騎討ちになりそうだ。

東京オリンピックでのブラジル代表にも選ばれていたアヤックスFWは、最高のシーズンを過ごした。エールディヴィジやチャンピオンズリーグで、33試合12得点10アシストを記録し、ブラジル人らしく卓越したスキルを軸に、右ウイングを切り裂く姿は爽快。

モハメド・サラー同様に、右から切り込んで、左足でシュートを放つ。そこからチャンスを作り出すこともあり、役割としてはほぼ変わらない。リバプールではよりゴールに近い位置でのプレーが求められるだろうが、22歳と若く、その才能で十分にカバーできる可能性がある。

同じくブラジル代表のリーズFWハフィーニャの方が、よりゴールに直線的で、リバプールの戦いには適応しそうだが、お金の問題は常に頭を悩ませる。

はたして、ブラジル代表の次世代を担うアヤックスFWは、プレミアリーグに新天地を求めるのだろうか…?他のポジションも含めて、リバプールの今夏の移籍市場での動きから目が離せない!

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